タヌキって可愛いイメージがありませんか?

日本の童話やアニメ映画に登場する出てくるタヌキは割りと良い役回りが多い気がしますね。しかし農家にとっては悩ましい害獣に過ぎません。

ネット通販ではタヌキやハクビシン用の捕獲ケースが売られていますが、これを購入して捕獲したり駆除しても良いのでしょうか?

 

タヌキ 捕獲 駆除 方法

出典元:https://www.instagram.com/

 

勝手にタヌキを捕獲したり駆除すると捕まるって本当?!

タヌキは法律上、野生鳥獣に該当します。

タヌキの捕獲や駆除する行為は、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の適用を受けます。

タヌキは国に守られているのです。

原則、捕獲(殺傷)は禁止!!
タヌキなど野生鳥獣は原則捕獲(殺傷を含む。)が禁止されています。

例外として、秋から冬にかけた狩猟期間中、狩猟が可能な区域に限定して捕獲したり、各都道府県又は市町村で許可を受けたうえで捕獲することはできます。

 

タヌキハンターになろう!

日本ではハンターの高齢化やなり手不足が深刻化しており、地域によってはシカやクマ、イノシシなど増えすぎた野生動物の駆除が社会問題となっています。

合法的にタヌキを駆除したい方は、ぜひこの機会にハンターを目指してみては如何でしょうか?

ハンターになるには、狩猟免許試験に合格して、狩猟者登録するだけ。

何もライフルを用いなくてタヌキを仕留めるだけがハンターではありません。

個人が勝手に通販で捕獲ケースを使用すると法律に違反しますが、ハンター試験に合格してハンター登録すれば、この捕獲ケースが公然と使用できます。

ただし、行政に許可をもらうことやや狩猟期間や捕獲禁止場所、1日あたりの捕獲制限ほか、法律で規定されたルールに従ってくださいね。

ハンター試験に合格してハンター登録できれば、ご近所の農家さんからも狸の駆除を依頼されたりするかもしれませんね。

タヌキハンターとして農業以外でも収入が得られるかもしれませんね。

 

スポンサードリンク

個人は絶対にタヌキは捕獲したり駆除したりできないの?

結論から言えば、可能です。

しかし、細かい法律のルールが適用されます。

土地建物の所有者の許可があり、狩猟期間や狩猟地域に該当し、特別な道具や薬剤を使用しない方法で捕獲する分には、狩猟免許は不要です。

もちろんタヌキを傷つけてはいけません。行政の許可や狩猟免許もなく捕獲ケースを使ってはいけません。

ネット通販で捕獲ケースを購入することはできても、使うことはできないのです。

 

まとめ

要するに、タヌキを捕獲したり駆除する方法は、狩猟免許を取ってハンターになるしかないようです。

ハンター資格がないと捕獲ケースも使用できません。

家に迷い込んだタヌキを餌で釣って素手同然で捕まえるのも現実的ではなく、専門の業者に依頼するほかないようです。

もしタヌキ被害に困っているならデジタル機器を導入することをお勧めいたします。

野外の自動撮影カメラは赤外線でタヌキを検知できたり、夜間に数百メートル先まで撮影できたり、写真と動画をメールで送信できたりします。

また最新機器では青色ストロボライトが夜行性の狸に有効だとか、オオカミの鳴き声や放水できる通信機器も購入できます。

費用も約3万円から揃えられます。電気柵よりも安全で安くて有効かもしれませんね。

それに、たとえタヌキを捕まえてもリアルなタヌキ鍋として食べられるわけでもないですし、ここはぐっと堪え、タヌキ蕎麦でも食べて気を沈めて下さい。

 

スポンサードリンク