日本では狸も狐も昔からなじみの深い動物ですよね。
日本の物語にも出てきたりするのでお話の中での狸と狐はどのような性格をしているのか知っている人も多いと思います。
では、実際の動物である狸と狐がどのような性格をしているのか知っていますか?
物語の登場人物ではない狸と狐の性格について調べてみましょう。
出典元:https://www.instagram.com/
狸の性格とは
狸の性格は臆病だと言われています。とても敏感なので大きな音に驚いてしまうことがあるのです。
たいていの動物にとって大きな音はびっくりして野生であれば逃げ出したりするものなので狸にとっても珍しいことではないと考えるかもしれませんよね。
しかし、狸の性格を表している言葉があるのを知っていますか?「たぬき寝入り」という日本語は今でも生活の中で使いますよね。
寝たふりをしたり、亡くなったように見せるために動かないことを指しますが、この言葉は本物の狸が由来になっているのです。
猟師の銃声に驚いてしまった狸がまったく無傷なのに気絶してしまったところを、猟師が油断して捕まえようとしていたら狸が息を吹き返して逃げて行ったというものからきているのです。
その反面、とても凶暴で攻撃的な部分もあります。
自らの身を守るために攻撃してくるのです。
人に懐きにくい動物ですので、むやみに手を出すことはしてはいけません。
狐の性格とは
犬と同じイヌ科の狐でも人には懐きにくいというのがまず挙げられます。
狐自体は、あまり見かけませんが飼育することが可能です。
赤ちゃんの時から飼育すれば、飼育している人には懐いてくれるかもしれませんね。
もともと夜行性で用心深い狐ですが、品種改良によって人に懐く狐が世界では誕生していることも報告されています。
日本では野生の狐が観光客に餌を求める事態にもなっている場所もあり、問題とされているようです。
好奇心が強い為、人を見慣れてしまうと逃げないのかもしれませんね。
まとめ
たいていの人は飼育しようと思うことが無いと思いますが、狸や狐がどのような性格をしているのかも飼育したい人にとっては重要ですよね。
当たり前ですが、物語のイメージとは違っていると思いますので気を付けましょう。
全体としての性格もありますが、個々の性格も重要なのですべての個体が同じような性格だとは言えないことも忘れてはいけないと思います。