狸と狐と言えば、どちらも森林で生活しているイメージですよね。
見た目が似ていませんが、どちらも同じ犬科ということを知っていますか?
そんな狸と狐は仲が良いのか、野生では遭遇したりするのかなどを調べてみることにしましょう。
出典元:https://www.instagram.com/
狸の生態とは
狸は、イヌ科という言葉からは少し離れたような体型をしていますね。
丸みを帯びた体に太い尻尾が特徴と言えるでしょう。
狸は夜行性なので、昼間は岩穴などで休んでいるようです。
生活するのは家族単位か夫婦であり、群れを持ちません。
雑食性なのでカエル、魚、鳥などを食べますが、果物や昆虫も食べています。
狸はとても臆病な性格をしているので、銃声に驚いて気を失うこともあるようです。
縄張りというものはありませんが、糞をまとめてするため糞という習性があり、狸同士のコミュニケーションに使われているようです。
狐の生態とは
狐の分類は、哺乳綱ネコ目イヌ科イヌ亜科というものになります。
イヌ科という言葉が出てくる前にネコ目になっているのが不思議な感じもしますよね。
日本の狐は、本州や九州、四国から北海道にも生息しているのですが、最近では沖縄でも目撃されているようです。
イヌ科の仲間としては珍しく、群れを持たずに小さな家族として生活するのです。
ここは狸と似ていますね。
鳥やウサギを食べるので肉食のイメージもありますが、雑食性です。
普段は肉を食べるようですが、餌が捕獲できないと人の出した生ごみなども食べにくるようです。
夜行性であり、とても警戒心が強い性格をしています。
頭が良くて好奇心が強いので人に慣れることもあります。
狸と狐は仲良しなのか?
このように狸と狐は似ているような、でも食事などは違っているような部分もあります。
実際には遭遇することはあるのでしょうか?
里山などで同時に目撃された動画なども見つけることが出来ましたが、喧嘩をするわけでもなく離れていきました。
仲が良いのかどうかは分かりませんが、敵対している関係ではなさそうです。
しかし、野生の両者が出会うことはほとんどないようです。
そのような場面に立ち会うことが出来たら、狸と狐がどのような行動をするのか見てみたいですね。
まとめ
狸も狐も同じイヌ科という分類ですが、それだけで仲良しなのかは分からないですよね。
同じ場所で飼育されていることがあれば、仲良しの狸と狐も存在しているのかもしれないと思いました。