とうもろこしやスイカをタヌキに食べられる被害は農家の悩みのタネ。
長崎のスイカの名産地は、タヌキ被害が深刻なあまり誰もスイカを作らなくなったとか。農家のタヌキ対策とタヌキとの壮絶なる化かし合い。
果たして勝つのはどっちなのでしょうか。
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ポピュラーなタヌキ対策といえば?
まずは被害が出る前にトタンや有刺鉄線・防風ネットを張るなどして柵で囲む。
ここまでは皆さんよくやることですね。一度タヌキが美味しい餌があると学習すると何が何でも食べにくるものですから、被害が出る前に対策することが大切です。
電気柵は効果的ですが。万が一電圧を間違えると人間の被害が発生してしまいますし、何よりも費用がかさみます。
大型犬を飼って毎日畑の周囲を散歩させ、フンやオシッコをしてもらい、犬の匂いをつけることも効果的です。
一風変わった民間療法的なタヌキ対策?
収穫前のとうもろこしを新聞紙で一本ずつ覆ってしまう。
木酢を染み込ませた紐を地面に這わす。
人の声やラジオを流しっぱなしにする。
野球中継や海外のサッカー中継はアナウンスが絶叫するので効果的です。
スーパーのポリ袋でウサギの化け物を作る。
本物の人にそっくりな案山子(カカシ)を作って、毎日、帽子や服やポーズを変えてみる。
動物が近づくと音と光で威嚇するセンサーを設置する。
狼の匂いのするものを置いておく。
狼やライオンなどの鳴き声をスマホでダウンロードしてタヌキに聞かせる。
まとめ
1つだけではなく複数の方法で試していくことをお勧めいたします。
タヌキも慣れてしまえば安全だと学習して再び畑に入ってきます。もともと警戒心の強いタヌキですから、天敵である狼や野犬には警戒します。
アフリカのサファリでは、キャンプをするときにライオンの声を録音したものを流すことで、獣が寄ってこないそうです。
天敵である狼や犬の声を一晩中流しておくのも良いのかも知れませんね。