愛らしい顔が可愛いたぬきですが、ペットとして飼っている人はあまりいません。
なぜなら、たぬきは販売していないからです。
たぬきを飼うなら、野生のたぬきを捕獲して、保護という形で飼う事しかできないのです。
しかも、成長したたぬきは人に慣れないので、ペットとして飼うのは難しく、懐かないのです。
ペットとして飼うためには、子だぬきの頃から育てなければなりませんし、実際にあった事例で、子犬かと思って保護したら、たぬきだったという人もいますから、そんな時のために!?
たぬきの赤ちゃんの育て方をご紹介します。
たぬきの赤ちゃんの育て方は犬と一緒!?
ぬいぐるみと間違えてしまいそうなほど可愛いたぬきの赤ちゃん見たことありますか?
黒くて小さくて、目がまん丸でキョロキョロしていて非常に可愛いです!
子犬と間違えてしまうのも無理はありません。
たぬきはイヌ科ですから似ていて当然かもしれませんね。
哺乳類ですから、たぬきの赤ちゃんにもミルクが必要です。
子犬同様にミルクを哺乳瓶であげるとよく飲みます。
食べ物が食べられるようになったら、何をあげていいの?という疑問がわきますが、たぬきは雑食なので基本的には何でも食べます。
ほとんど犬と同じなので、ドッグフードも良く食べます。が、一時的な保護で、ある程度成長したら野生に返す可能性があることを考えて飼うならドッグフードもチキンで出来たものが良いそうです。
野生に返した時に、野鳥はたぬきのエサになりますが、牛や豚はたぬきが食することはあまりないので、チキンを好むようにしておいた方がいいという事でしょうか。
野生のたぬきは、都会ではゴミ箱をあさって食べていますし、田舎では畑の野菜を食い散らかしているので、何をあげたらいいの?という悩みはありませんね。
赤ちゃんのころから、洗ってあげたり、一緒に寝たりすれば、とても人懐っこいたぬきになるので、育てがいがありますね。
たぬきの鳴き声
めったに聞く機会がないたぬきの鳴き声は、やはり犬と似ています。
「キューン」とか「ウアン」といった高めの濁った声で、遠くで聞いていると、犬がいるようです。
とはいえ、犬のように始終鳴いたりはしませんから、何かを威嚇する時とか、喧嘩の時くらいで、あまり声を発することはないので静かです。
まとめ
このように、赤ちゃんの頃からたぬきを育てることができたなら、とっても可愛い家族になる動物なんですね。
鳴き声もうるさくないし、食べ物も雑食であまり手がかかりません。
また寿命が10年~15年くらいとペットにしては長いほうです。
ポイントは赤ちゃんの時から育てる事!です。
もし成長してるたぬきを保護して育てようと思っても、ペットにするには難しいので注意です。
それと、赤ちゃんの頃から野生に返すつもりがなく育てた場合、山に離しても生き抜くのは難しいので、最後まで責任をもって飼ってあげたいですね。