普段の生活では、あまり目にすることのない、たぬきとアライグマやレッサーパンダですが、どれも非常に可愛らしい動物ですね。
特にレッサーパンダは動物園でも大人気の動物です。
それぞれ頭に思い浮かべると、何となく知っている気でいますが、どこが違うのか?と聞かれるとはっきり答えられない人が多いです。
そこで、似ている3種類の動物のそれぞれの違いについて調べてみました。
たぬきはイヌ科で、アライグマ科、レッサーパンダ科とそれぞれ違う科ですから細かく比較してみましょう。
たぬきとアライグマの違いはどこ?
まずは外見からいうと、体の色は似ています。
多少アライグマのほうが茶色かかっています。次に足の色は、たぬきの方が黒くて長く、アライグマは短足で色も薄いグレーか茶色です。
そして一番の違いはシッポです!
たぬきはモサッとした黒いシッポですが、アライグマのシッポはシマシマ模様なので、後ろむきから見たほうが見分けがつくかもしれません。
顔はたぬきが目の周りから顎にかけて黒い模様がありますが、鼻筋は茶色かグレーです。
アライグマは、目の周りから鼻筋まで繋がって黒くなっています。
そしてアライグマは、後ろ脚で立ち上がることができるし、手の指が長く人間
みたいに物をつかむことが出来ます。
性格はたぬきはとても臆病ですが、アライグマは攻撃的かつ狂暴なのです。
アライグマとレッサーパンダの違いはどこ?
まず毛の色が違います。
アライグマはグレーか茶色のような色でさまざまですが、レッサーパンダは茶色からオレンジに近い色の毛色です。
顔つきは似ているように思いますが、両者を並べて比較すると、結構違いがありました。
レッサーパンダの特徴的な白いマロ眉毛は、とても可愛いです。口元も白く、目の下から顎にかけて黒い線があります。ほっぺの部分も白くてヌイグルミのようです。
レッサーパンダはアライグマよりも足が太くて長く真っ黒な足で、シッポは同じシマシマですが、アライグマよりも太くて長いのが特徴的です。
まとめ
こうして比較してみると、結構違うところがあるので、見分けるのが簡単な気がしますが、動物園で見ると、たぬきとアライグマはよく間違えてしまう私です。
レッサーパンダだけ特徴が分かりやすいので、見分けはつきますが、レッサーパンダは元々アライグマ科だったようです。
元は同じ生体の動物でしたが、生活環境の違いで体が適応できるように変化した為、見た目や特徴が違うようになったんですね。
たぬきはイヌ科ですから、生活環境で体が変化していくって動物の神秘だと思います。
特にアライグマが水辺でエサを探して捕まえる姿は、器用だな~と感心してしまうし、本当に手を洗っているように見えてとても可愛らしいです。