あなたの家の玄関や庭には何か置物が飾ってありますか?
和食のお店や居酒屋などでよく見る、たぬきの置物を家でも飾ってみませんか?
笠をかぶり、ちょっと首をかしげた愛嬌のあるたぬき。
実は、右手には通帳と左手には徳利(とっくり)を持っているんです、ご存知でしたか?
なんとなく見たことあるな。くらいのたぬきだけど、知れば知るほど集めて飾りたくなるかもしれません。
たぬきはなぜ縁起が良いの?
自宅でたぬきの置物を飾ってるという家をたくさん見かけるとは言えませんが、
和風の居酒屋とか食事処だと結構入り口にドーンと置いてあるお店が多いと思います。
私が先日飲みに行った居酒屋にも大・中・小のたぬきが玄関の入り口に飾られていました。
たぬきは「他を抜く」という名前の意味から、他のお店よりも商売繁盛するようにとお店の入り口におかれています。
他にもたぬきの置物は「八相縁喜(はっそうえんぎ)」と呼ばれる八つの縁起
がいいと言われる場所があります。
まず一つ目はたぬきのかぶっている笠、
二つ目はつぶらな大きな目、
三つ目は笑顔(笑ってないたぬきもいますけど。。。)、
四つ目は大きなお腹、
五つ目は太いシッポ
六つ目は、左手に持ったとっくり、
七つ目は、右手の大福帳と呼ばれる通帳、
最後の八つ目は金袋。
この八つはそれぞれ幸福を呼ぶと言われている縁起物で、それぞれの場所に意味があるそうです。
ですから、商売をしているお店じゃない一般の家にもたぬきの置物は縁起がいいのでお勧めです。
とはいえ、洋風のお宅が多い時代ですから、ドーンと玄関に置くのも抵抗があると思います。
そんな時は、庭の飾りにたぬきの置物を飾るのがいいですね。
まとめ
信楽焼のたぬきは全部同じというわけではなく、女の子バージョンもあるし、表情が違うたぬきもたくさんいるので、集めだしたらハマります。
我が家は、カエルとフクロウの置物をたくさん集めていましたが、これからはたぬきの置物もコレクションしていこうかとウキウキしています。
ちょっと贅沢な「満願たぬき」というのがあって、たぬきの左肩にフクロウが乗っていて、右にはカエルを持っているたぬきなんです。
すごい幸福の相乗効果が表れそうな置き物ですよね!